もう一つの花園
7日はいよいよ高校ラグビー「常翔啓光対御所工業 実業」の決勝戦が行われる。春の選抜の決勝と同じ組み合わせになった。啓光の春夏連覇か?御所が春のリベンジなるか?結果を楽しみに待ちたい。
そしてその決勝カードの前に、U18合同チーム東西対抗戦が行われる。僕はこの試合の実況ブースに就く。これは部員数が15人に満たず、仕方なく合同チームを組んでラグビーに取り組んでいるラガーマンの晴れ舞台。
その合同チームによる全国大会が7月に菅平であり、そこで活躍した全国9ブロックの精鋭を東西25人づづ選抜。その選手たちによる対抗戦のことである。
今の規定ではもし、合同チームが花園県予選で優勝しても花園への出場は認められていない。必然的に合同チームのメンバーは最初から、花園への夢は持てなかったのである。
それが今回こういった形で花園のメイングラウンドで代表メンバーとしてプレーする絶好の機会に恵まれた。
6日は彼らの練習を取材をしに神戸製鋼灘浜グラウンドに向かった。東西の選手はお互いに負けたくないという気持ちでこのゲームを戦う。花園でのプレーを味わいたい気持ちもあるだろうが、そこは勝負師の集まり。なんせ選抜代表なのだから。
練習は一面のグラウンドを半分に分けてしていたが、お互いの練習内容が気になるのか?ちらちら視線を送りながら警戒していた。
一度は諦めた花園出場の夢。それが7日に実現する。彼らに取っては夢が叶う瞬間が近付いている。それよりもお互いが負けたくないという意地もぶつかり合うので本当に楽しみだ。結構ガチガチいくと思います。
7日12時20分キックオフ。J SPORTSで生中継です。
*今日の取材中に、練習を終えた神戸製鋼 大畑大介選手がこの選手たちが練習するグラウンド脇まで来て、僕たちと一緒に見ていた。その時にぽつりと「いいなー、花園のメインで試合ができるなんて!!」と。その瞬間に僕は思わず聞き返した「えっ、大畑さん仰星時代は花園のメインでプレーしませんでしたっけ?」と。「実は、2年の時は第3グラウンドで負けました、しかも、今みたいに奇麗に改装される前でした」と意外な答えが返ってきた。そうだったんだと驚いた。
「ぜひ明日は思い切ってプレーしてね」と言い残してグラウンドを去った大畑選手に対し、憧れのまなざしで見つめていた選手達は「ありがとうございます。がんばります」と一声。また、気合いが入った様に見えた。さすがにスターの掛けるメッセージの重みは違う。僕も同じ言葉を掛けたんだけど、、、、、。

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